ゼノブレイド2 DLC 黄金の国イーラ 感想
ゼノブレイド2は面白いと思えないまま終えましたが、エキスパンション・パス購入済みなのでDLCもクリアしてみました。
このDLCも面白くはありませんでしたね。
気も乗らないので感想は良い点と悪い点の箇条書きにします。
良い点
●グラフィックがきれいになった。解像度が若干向上したことと、急激に解像度が落ちることが無くなったため見た目が良くなりました。
●気持ち悪かったオタクアニメ的なノリが軽減されキツさが軽減されました。気持ちの悪いイベントが少なくなりマシになっています。まあ酷すぎた本編で慣れてしまったことも影響していると思いますが。
●ドライバーが3人、ブレイドが6人の固定パーティになったためキャラクターの描写が深まりました。本編では数多くのブレイドが存在しないような扱いでしたから。
悪い点
●戦闘の画面エフェクトが過剰になってしまい、敵も味方も何をやっているかわからなくなってしまいました。しょうがないのでアーツと必殺技のゲージしか見なくなります。
●相変わらずの長すぎて退屈なイベントムービー
特に最後のムービーはロボットによる対決シーンがプレイヤー無関係に延々続きます。ロボットムービー作りたいならロボットゲーム作れよと言いたくなります。
●イベントムービー中のボイスが聞こえない問題は本編と変わらず。BGM音量が大きすぎ、ボイス音量が小さすぎるため字幕なしでは何を喋っているのか聞こえません。
●マップはイーラとグーラの2つ。グーラは本編の使いまわし、イーラはほぼ一本道のため面白さがありません。
●ストーリーは本編から500年前の天の聖杯メツ・ヒカリによる戦いが舞台です。せっかく長い時間をかけて育成した本編のキャラクターを使用できないのは残念です。そしてストーリーそのものも面白さはありません。
●メインキャラクターであるアデルとユーゴとの出会い、共闘の流れが全く同じ。
勘違いで戦闘して戦闘後には仲良くなる。それだけ。
●おかしなシナリオ描写が多い
■イーラの村がメツにより消滅させられたのに慌てず対策も取らずグーラへ旅立つアデル(イーラの領主)。これに限らずメツによりアルスが消滅の危機に瀕しているはずなのに緊張感がありません。
■世界設定としてドライバーが死ねばブレイドはクリスタルになり無力化されるということは常識なはずなのに、世界の脅威であるブレイド:メツを倒すためにドライバーのマルベーニを殺すという発想を誰も持っていない。
メツは特別なのでマルベーニを殺しても意味がないということはマルベーニとメツに説明されており本編でもそのとおりの結果でしたが、それをあの世界の人々や国家が信用する理由は特にありません。
マルベーニは権力を持っている法王庁の幹部ではありますが、世界の危機でそんなこと気にしている状態ではありませんしマルベーニはほぼ丸腰でイーラへ来ているのにです。
■アデルの兄(皇太子)が出来が悪いということでアデルに反逆を進めるユーゴ(スペルビア皇帝)。もう内政干渉しまくってイーラを崩壊させたいのかって感じ。
■レックスのじっちゃん(白竜)が本編では楽園で生まれたはずだが憶えていない、と言っていたのに今作では普通にイーラで生まれたと言う。
●相変わらずキズナリングをいちいち表示させないとブレイドが強化されません。製作者の自己満足としか言いようがありません。
●ゼノブレイドで好評だったキズナグラムを復活させたようなヒトノワは面倒くさくて意味がない。
初見の人物に会うといちいち表示されるヒトノワはテンポが悪すぎてすぐにOFFにしましたし、キズナグラムのような各人物の関係性も表示されないため楽しめません。
最終的にヒトノワを充実させることがメインストーリーで求められるためサブクエストを大量に消化しなくてはならないことは不自由で時間稼ぎにしか思えませんでした。
●崇高な意思みたいなことをキャラクターに喋らせていますが行動が伴っていない。
■モンスターも生き物であり大切にすべきみたいなことを言いながら、邪魔だからという理由だけでモンスターを殺していく主人公たち。
ゼノブレイド2 7話
ぶっ続けでプレイして7話もクリアしました。
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