DeathAdder Elite を買った
PCのマウスであるRazer DeathAdder Eliteを買ってきた。税込み¥7,581、ドスパラ町田店で最後の一個だった。
今までは2015/10に購入したLogicool G303を使っていたのだけど、マウスは掴み持ちをしたい自分にとってG303は少し小型で高さが低いため手のひらを浮き上がらせることが必要で掴み持ちできないことがストレスになることがあった。
ヨドバシの展示品でLogicool G403とDeathAdder Eliteを比べてみたところ、G403のほうが若干小型である以外はほぼ同じでクリック音も店内では同じに聞こえた。DeathAdderのほうが手に合っている気がしたので購入決定したがヨドバシには在庫が無かったためドスパラにも足を運んで手に入れた。
表面はプラスチックのマットな材質であり、側面の下部に滑り止めのゴム素材が使われている。ゴムは劣化してベトベトになる可能性があるため少し不安。
G303を持った場合は手を浮かせなければいけない
DeathAdder Eliteだとべったり被せ持ちができる
クリック感は良好。メインの左右ボタンは高さが右が左より低くなるようになっておりゆるやかな窪み形状になっているため自然と指のポジションが決まる。クリック音がG303より若干高いが音量的には大差なく、茶軸キーボードの打鍵音に比べれてずっと静かなため問題なし。
親指部分の2ボタンは大きくて親指の腹と指先に自然と合うように配置されているため、クリックする際に親指のポジションを変更することなく指の関節を曲げるだけで押せる。クリック音はメインのカチカチ音にたいしてコツコツ音であり、親指の腹に配置されているボタンのほうが音が低い。
ホイールは表面がゴムのブツブツが付いていて滑ることはなさそう。スクロール1回分毎に抵抗がある感じで自分の好み、ホイールクリックは他のクリックに比べると強く押し込む感じで慣れが必要かも。クリック音は一番低い。
このようにメインの左右-親指の指先-親指の腹-ホイールの順でクリック音が低くなるためそれぞれ音が違う。
ホイールの下にあるボタンはDPI切り替えが標準で割り当てられている。押しにくいし、誤クリックも無さそうなボタンなので何か特殊な用途に割り当てて使うかもしれない。
PCに接続しただけでRazerのソフトウェアSynapseをインストールするか聞いてくる。このソフトはRazerのアカウントを作らいないと使えないが設定できる項目は普通。Logicoolのゲーミングソフトウェアのようにアプリケーション毎の推奨設定テンプレートは用意されていないようだ。
CHROMAアプリというのを使えばゲーム内容とマウスのLED点灯を連動させられるようだ。手で覆っているマウスの点灯状況がゲーム中に見えるとは思えず無駄機能と思える。CHROMAアプリを配布しているChroma Workshopにアクセスしてみたところ対応タイトルは少ないので期待もされていないのだろう。なぜかDevils Thirdも対応してた。
Synapseで保証登録をしようとしたところ購入日に2017年を入力できなかったため後日アップデートされたら登録することにする。
とりあえず自分の手に合ってるし被せ持ちも問題なさそうなので満足できる製品だ。
Tom Clancy’s Splinter Cell Blacklist クリア感想
マルチは手を付けずにシングルキャンペーンクリア。一応シングルでも可能なミッションは全てこなして23時間かかった。
難易度はノーマルだが予想以上に難易度が高く何度もリトライすることになった。ステルス効果を高める装備だと敵に集中砲火されるとあっという間に死んでしまうので見つからないように色々と考えて進めるのは楽しかった。リトライはロードがなく気軽にできるの仕様も快適性を高めている。
ただ当初予想していた通り最終的には撃ちまくる装備にして正面突破するほうが簡単だった。
難点は操作が取っつきにくい場面があるところ。壁などに登る、ドアを開けるが同じAボタンに割り当てられているため思った通りの動作をしてくれない。カバーアクションも狙ったところをカバーしてくれなかったりするのもイライラすることになった。
イライラする要素としては敵として出てくるイヌとドローン。
イヌは匂いを嗅いでこちらを探知するため隠れていてもお構いなしに発見されてしまい、吠えまくることで敵を集めてしまう。音を出すガジェットを投げるとそっちに行くので回避することができるのだがめんどくさい敵だ。
もっとめんどくさいのは地上走行する小型戦車型のドローン。こちらを発見すると自爆攻撃をしてくる。さらにドローンを操縦している敵キャラがマップのどこかにいるのだが、こいつが健全なうちはジャミング装置によりスコープによる壁透視ができなくなるため敵の様子を探りにくい、そしてドローンを破壊してもいくらでも新規ドローンが湧いてくる。敵陣の奥深くにいることが多いドローン操縦士をさっさと見つけて処理することを心掛けないと不利な状況に追い込まれてしまう。
クリアしてから思えることはステルスとしてめんどくさいところが多かったなあということ。地味に見つからないように敵を処理していくのがステルスゲーの基本ではあるけれど、それだけではキツイものがあるので何か爽快感を感じる要素が欲しかったところ。
ストーリーは結構無茶苦茶。敵はアメリカの中枢インフラや軍コンピュータに簡単に侵入し麻痺させられるスーパーハッカー技術と、軍特殊部隊を壊滅できるほどの戦闘力をもっていてなんでもありだ。
そして主人公側はドラマ24のような世界中のなんにでもアクセスできる設備をもつ飛行機で飛び回る。
敵味方どちらも少数なのに現実離れした情報収集・機器制御技術があり各国の重要施設を舞台に暴れまわることになるが、それらに関連性が感じられず取り合えず世界各地のシチュエーション用意しただけに感じられる。
FPSに代表される現代戦を舞台にしたゲームだとよくある流れではあるけれど、潜入工作員としてのストーリーとしては話が大げさになりすぎているように感じた。
また、主人公とその一味たちにはこれまでのシリーズによる関係性があるのだが、自分のようにシリーズをほとんどプレイしていないと理解ができない。主人公と何かありそうな仲間や敵が出てきても置いてけぼりにされてしまうため盛り上がれない。
ゲームとして全体的にどっかでみたような内容の詰め合わせになってしまっているため、独自の何か強い要素を構築しなければ今後シリーズを続けていくのは難しいだろう。
Tom Clancy’s Splinter Cell Blacklist 始めた
スプリンターセル シリーズの最新作(といっても2013年作)をプレイ開始。
スプリンターセルはかなり昔に一度やったことがあり、ライトの当たらない暗がりで敵を倒すゲームという記憶があった。
とりあえずグラフィック設定は最高っぽくしたところGTX1070のGPU使用率は最大95%ぐらい、VRAMは2GB弱、CPU使用率は4コアが全て65%ほどとなった。
大した事なさそうな画面でもGPU使用率が高いのはよくわからない。
ステルスしながら進んでいくというゲーム性は以前と同じだが、昔と違って明るい街中のステージもありイメージしていた雰囲気と良い意味で違っていて良い。
ただ、明るいステージでも暗闇と同じコスチュームなのはどうなんだろう?
ステージとステージの間に基地で出撃準備することになり、ここで装備のバージョンアップとカスタマイズが行えるのも以前はなかった要素。
バージョンアップには資金がかかり、この資金はステージクリアでのスコアによって変動し
スコアは敵に気付かれず倒さずが最良で、気付かれて殺すと悪いということになる。
ステルス気にせず敵を皆殺しにすることは簡単なのだが、そうするとスコアが悪くバージョンアップができなくなるためステルスを意識しながら進める必要が出てきている。
これは良い点と悪い点があると思う。
良い点はステルスゲーにありがちな、結局ステルスしない方が簡単というジレンマを解消できること。
悪い点は各種武器が揃っていて敵を殺すことができるのに殺すことができないのでストレスが溜まること。
これからプレイを進めるうえでこの要素がどれくらい影響するのか見ていきたい。
This War of Mine クリア感想
This War of Mine クリア。合計プレイ時間は10時間。
帰省中に実家のPCにsteamインストールしてプレイした。
1回目は全滅してゲームオーバーだったが、2回目ではスムーズに進みクリアまで漕ぎつけた。
2回目は初期メンバーが小さな女の子とその父親の二人で、女の子は探索に行けず室内作業もほとんどできないため実質父親一人で進めなければならず、夜は探索で昼は3時間ほど眠って室内作業をすることになり過酷な父子家庭がきつい。
数日後、料理人の男が加入し生活が安定する。その数日後には戦闘系の男が加入し4名体制で最後までサバイバルをしていくことになった。
物資が少ないため最初の10日ほどはなかなか厳しかったが、1回目ゲームオーバーの教訓を生かして食料の確保と健康維持を意識して進めたところ10日過ぎた辺りからルーチンを繰り返す作業ゲーのような状態になり退屈になってきてプレイを続けるモチベーションが下がり気味。
探索では敵やホームレス、その他の人々を殺さず暴力もせずという善人プレイをしたが特に物資が不足するということも無く探索しつくす状態にまではならなかったため、探索でも作業ゲー感が出てくることになった。
初回プレイのときは勝手がわからずゲームオーバーになったこともあり先が見えずやりごたえを感じたが、すぐに安定してしまったことで底が浅いゲームという感想にならざるを得なかった。難易度によるのだろうがもっと次から次に問題に対処しなくてはいけないサバイバルゲーであればモチベーションを保てたかもしれない。
ゲームプレイは退屈だが、雰囲気はやはりいい。戦争で崩壊した街とそこでいろんな意味で必死に生きる人々が少ない演出ながら表現されている。
モノクロを基調とした鉛筆書きのようなグラフィックも退廃的な街をうまく魅せている。
いろいろと惜しい部分があるため良ゲーとはいかないが、雰囲気ゲーとしてよくできている部分は大きいので価値はある作品だと思えた。