Divinity: Original Sin - Enhanced Edition クリア感想
当初思っていたよりだいぶ時間がかかって109時間でクリア。
パーティメンバー 全員LV20
序盤は主人公1のワンドによる攻撃が主力で中盤までは戦闘が難しくセーブ&ロードを繰り返すことになったが、
終盤になるとマスタースキルが強力になり、特にベアドルアの゛矢の雨゛を使った範囲攻撃で敵を瞬殺できるようになったことで簡単だった。ラスボスも苦労なく攻略。
最終的な火力はベアドルア>マドラ>主人公2>主人公1になり、主人公1は補助と回復魔法専属で活躍できたが主人公2は火力が低く補助もできない役立たずになってしまった。
世界観はダークな感じで登場する街(2つ)はどちらも悲惨な感じになっている。登場する種族もしっかり設定があることもあり設定好きにはかなり好感度高しといえる。
ストーリーは正直微妙。低予算作品であるためだろうが以前プレイした「Pillars of Eternity」と同じくイベント時にもキャラクターは全く動かず台詞だけで進行していく。
そのため台詞での描写が長くかつ回りくどい表現をするためプレイしていて話がよくわからなくなってくる。
最終的に世界の命運が主人公にかかってくるのだが世界が滅亡するということも台詞でしか説明されないため危機感が持ちにくいため盛り上がりに欠けた。
また、敵側の動機も恋のもつれというか家族喧嘩みたいな感じなのでどうも壮大さがなかったのも残念。
輪廻転生がストーリーに組み込まれているのも「Pillars of Eternity」と同じなのだが、こういう洋RPGには輪廻転生は基本なんだろうか?
終盤になるとダンジョン攻略にパズル的要素が増えてくるのだがこれはヒントも少なく難しいのに面白くない残念要素、そして全編に渡って交渉時に発生するジャンケンはクソ要素すぎた。ぶっちゃけ攻略サイト見た。
UIやグラフィックはシンプルながら特に不満もなく若干ダークっぽい世界観はよくできていたこと、中盤までだがシビアな戦闘などがあったため全体としては良作といっていいと思う。
日本語化をしていただいた有志の方々、ファックマン氏ありがとうございました。