Assassin’s Creed IV Black Flag クリア感想
51時間でクリア。DLCやコンプリート要素まではやりつくす気になれなかった。かなりのボリュームで面白かったけど結構疲れた。
Steamから起動するとUBIのUplay経由でゲーム開始するようだが、毎回英語版として起動してしまいオプションで日本語に設定するとゲームを再起動しなくちゃいけないのが面倒だった。
やはり今作のポイントは海賊としての海戦パート。敵船に砲撃戦をしかけ弱らせて行動不能にする、それから敵船に乗り込み白兵戦を行い勝利すると資源を入手できる。この資源を使って船を強化して次の敵に戦う。
この繰り返しが楽しかった。海賊ゲーというありそうでなかった内容が新鮮で大海原を駆け抜けていくのが気持ちいい。
ゲーム時間のほとんどをこの海戦に費やしたが、クリア目的だとやらなくてもいい要素となっていた。
海戦とは逆の気持ちになったのが陸でのアサシンパート。正直言ってつまらない。ごり押しで進むだけで飽きるのだがアサシンパートをこなさないとメインストーリーが進まないためやらざるを得ない。
ただメインストーリーだけで見ると短いのでさっさとこなせる。
ストーリーはあまり見どころが無いかなあという感じ。
主人公は古代の秘宝を使って世界を見通せる”観測所”の噂を聞き、大金持ちになるため”観測所”を探す。
その途中に他の海賊とやりあったりアサシン教団・テンプル騎士団と関わっていくことになるのだが、空想の噂にしか聞こえない”観測所”の存在と価値を主人公が信じ続ける理由がよくわからないため感情移入しずらい。
また主人公は海賊として殺し盗み騙しを平然とやるわけだが、自分や仲間にやられると逆上し相手を非難する。まあ俺ルールが海賊っぽいといえるけど自分が正義みたいに語られても説得力無いなあという感じ。
現代編は会社がテンプル騎士団のために情報収集してるなか、主人公は社員として・アサシン側のスパイとして動くというだけでまあ大した内容はない。
他の従業員のコンピュータをハッキングすると設定資料みたいのを入手できるが、ボイス資料は長時間音声だけを聞き続けなくちゃいけないようになっており退屈すぎた。まあハッキングはやらなくていい要素だけど。
相変わらずトンデモ陰謀要素はたっぷりだけど、現代編の主人公はオープニングからエンディングまで普通の社員という立場が変わらないため盛り上がりも何もない。シリーズは2しかやってないせいで自分には意味がわからない情報が多かったことも盛り上がれない要因となった。
海賊ゲーとしてかなり楽しめた内容で自分として良作。
このシリーズはどんどん舞台が現代に近づいてきてはいるけど、いつか忍者として日本舞台になるんだろうなあ。忍者を出さないわけないよなあ。でも欧米人にとって東洋は馴染みがないから難しいのかな?