Dishonored クリア感想
Dishonored を開始&クリアしたので感想を書く。クリア時間は21時間。
ゲーム概要
Dishonoredは2012年に発売されたステルスアサシンゲーム。
19世紀のイギリスにSFを足したような世界観を舞台に主人公は妻を殺された復讐と攫われた娘を取り戻すためにターゲットを始末していくことになる。
ゲームプレイ
誰一人殺さない不殺プレイを心掛けてクリアしたが、最終ステージで一人殺したことになっていたため不殺を完遂できず残念。ちなみに殺した記憶はないため誰を殺したのかは不明。
ステルスゲームでよくあることだが基本的には透視スキルを使って敵の視線を避けながら進んでいくことになる点は普通だ。
ただしステージが立体的な構造になっており目的達成のために縦横無尽に移動することは他のステルスゲーにあまり見られない今作の特徴だと思う。
主人公は麻酔ボーガンなどのよくある武器も持っているのだが、今作の主人公は魔法が使える。瞬間移動、透視、時間停止、ねずみコントロールなどをよく使ったが、これによりステージクリアの解法幅がぐっと高まっているためプレイヤー毎にクリア手順がかなり異なっているはずだ。
ちなみに戦闘スキルも用意されておりステルスしないで真っ向から戦闘もできるようになっているが、せっかくのステルスゲーなので戦闘は一切しなかったため書けることはない。
ストーリー
ストーリーは普通。娘の救出と犯人の排除が全編にわたる内容になる。
わかりにくいのは主人公に魔法を授けてくれた存在と、主人公と同じような魔法を使ってくる存在で、こいつらはなんだったのかよくわからない。DLCをプレイすれば何かわかるかもしれないが購入しなかったため不明。
おもしろいのは新ステージになっても同じ街を通るようなステージ構成になっていること。これによりストーリー進行により荒れ果てていく街が直接見られるため物語の舞台が深刻な状況になっていくことが解説なしに実感できる。
グラフィック
2012年の作品であるため今の基準で見ると当然ながら大したことはない。
それでも若干トゥーンレンダリング風味なグラフィックは十分見れるものになっており見た目でガッカリすることはなかった。
GPU使用率は15%程度、VRAM使用量600MB、CPUは重めで4コア全てが50%越えもあった、メインメモリ使用量は3.2GB。
感想
ステルスゲーはいくつかやってきたが新鮮な気持ちで遊ぶことができた。それは独特な世界観とグラフィック、立体的で多数の解法があるステージ構成であったことでストーリー終盤でも飽きが来なかったことが大きい。
今作には他にはない特別な特徴や抜きんでて素晴らしい点は無いように思えるが、全体のバランスと完成度が素晴らしいため面白い作品だった。
既に続編のDishonored2が発売されているため、いつか続編にも手を出してみたい。