スター・ウォーズ 最後のジェダイ 感想
公開開始から一カ月弱経ちましたが吹き替え版でスターウォーズ見てきました。
休日ですが公開から間が空いたこともありお客さんは席の1割ほどしかいませんでした。
はっきり言って残念な出来です。スターウォーズシリーズとして見ても、単体のSF映画として見ても面白さはあまりありません。
私が一番気に入らないのはエピソード6でハッピーエンドを迎え輝かしい希望の未来を夢見たルーク・ハンソロ・レイアが報われないことです。エピソード7で既に失敗した未来になっていましたが、新エピソード1作目だからと大目に見ていました。
それが今作で決定的に報われない未来になったことが確定してしまい、あのエピソード6の終わりは何だったのか?と思わずにはいられません。
最後のジェダイという副題が発表された時からルークの死は予感していましたが、それでも最高クラスのジェダイとしてカッコイイ立ち回りがあるんだろうと思っていました。
そのルークがただのボンクラじじいになってしまっておりガッカリです。カッコ悪い理由で弟子を失い、落ち込んで引きこもり、ハンソロの死を感じられず、助けを求められても応えない、訓練がダサい、などなどカッコ悪すぎます。最期もなんだったのアレ。
スターウォーズシリーズとして見なくてもダメな内容が多いです。
ひたすら劣勢で敵から逃げ回る展開・逃げる策は特になし・意味不明なハッカー探し・ワープで特攻。なぜ今までやらなかった・最高指導者なんだったの?・地上戦の味気無さ
そして最もダメなのはキャラに魅力が無いところです。主人公級のキャラも脇役もみんな魅力がありません。
なんか私の心がスターウォーズの今後に興味を失ってしまったことを感じられた、そんな2時間30分でした。