Assassin's Creed Rogue クリア感想
Assassin's Creed Rogueのストーリーをクリア。やり込みはせずに主にメインストーリーを進めたことで20時間で達成した。
ゴールデンウィーク前から腰痛が悪化して座っているのも辛い状態がしばらく続いたのでこれでも1カ月半ほどかかってしまい、同じくHalowars2やRocksmithもプレイできなかった。
ゲームプレイとしてはAssasin's Creed IVとほぼ同じ印象だった。
IVがカリブ海の海とジャングルが舞台だったのに対して今作は北米の北極海からニューヨークかけての海と街が舞台となっている。そのため気候が南国と北国という違いはあるが基本的には船で移動して各地でアサシンミッションをこなすことに変わりはない。
IVをプレイしてから半年も経っていないため目新しさは感じられなかったことは残念だった。今後はシリーズものをプレイするときはもう少し間隔を開けるようにしよう。
ストーリーはアサシン教団の考えに疑問を持ちテンプル騎士団に寝返った主人公がかつてのアサシン仲間と対決していく流れなのだが、正直言って陳腐だった。
アサシン教団とテンプル騎士団それぞれに納得できるような正義と葛藤があるというわけではなく、今作では単純にアサシン教団が悪者になっている。これまでのシリーズでテンプル騎士団がやってきたことをそのままアサシン教団がやっている状態であるため善悪の見方を変えたというより正義役と悪役の配役を置き換えただけという感じになっている。
アサシン教団もテンプル騎士団も同じようなものとして描いていくことでシリーズとしての深みを出そうとしているのはわかるが。
そしてアサシン教団のかつての仲間たちとの対決だがこれも浅い、というか描写しきれていない。ゲームの序盤で主人公がアサシンを裏切ることになるため仲間たちとの交流が少なく、プレイヤーとしてアサシン教団のメンバーに思い入れを持つことができなかった。
主人公の描写としては長い付き合いがあった仲間との対決はいろいろな感情があったようになっているが、操作しているプレイヤーはこれまでのシリーズ同様の敵としか見れず倒しても特に感情的になることもない。
このような裏切りと仲間たちとの対決は1作品で描写するのが難しく、実際描写できていなかった。
主人公自身の描写もプレイヤーが感情移入できるようなものではないため魅力が感じられない没個性のキャラクターだったのも残念。
steamのホリデーセールでAssasin's Creed Unityも購入済みなのだが他の積みゲーを消化し終わってからプレイするかもしれないというくらいAssasin's Creedシリーズは飽きているのが現状。