ゼノブレイド2 2話
2話クリアしました。
ゲームとして面白くなってきたのと同時に欠点も見えてきています。
もったいぶったストーリー
レックスのブレイドとなったホムラが凄い力を持っていて世界を一変させうるため様々な勢力に狙われ始めるというところまで話は進みましたが、具体的にホムラがどんな力を持っているのか?ホムラは何者なのか?そもそも生物なのか?などなど謎だらけです。
ただ誰でも思うことでしょうけどホムラがレックスに事情を話せば物語の大半の謎が明らかになりそうなくらい真相をもったいぶっています。
そもそも一心同体のようなものになったホムラにレックスが何も聞かないのが不自然すぎます。あなた何者ですか?くらい聞くのが当然でレックスの思考も異常に見えます。
真相を話してしまうとレックスに重大な精神的ダメージを与えてしまうから。みたいな理由が考えられますがそれにしても気持ち悪い感じです。
登場する敵も何か知っているようなことを主人公たちに呟きますが具体的には話しません。話す気が無いのなら喋らなければいいのに、敵も味方も情報を小出しにしすぎ。
緊迫感の無い演出
メインストーリーを進めると随所でムービーが差し込まれるのは1話と同じです。ただ演出に出来の悪い邦画のような面があります。
一秒を争うような場面で敵味方共に足を止め会話して時間を浪費するため緊迫感が薄い。様々な思考を漫画的に全部台詞で表現してしまっているせいで、映像としては動きがいちいち止まりテンポが悪いです。
全体的な漫画・アニメよりの表現もちょっときつい、というよりかなり悪い意味でオタク向けな表現が多くて一般人や海外で売れることを放棄したのかのようです。
ゼノブレイドでは控えめだったオタク向け表現が爆発していることから、ゼノブレイドクロスで酷かった寒いギャグ演出は開発者の本気だったことが確信できた感じです。
ゼノブレイドの完成度の高さはまぐれだったということが確認できてしまって感じで自分としてはガッカリでした。
広くて美しいフィールド
ゼノブレイドシリーズ恒例の広くて起伏にあふれるフィールドはよくできています。各所に配置されたエネミーや時間によって変化する環境表現により画面に彩りがあふれています。
これまでのところフィールドはただの通過するための道となっていてストーリーと関係していないように感じられるのは残念です。
システムと戦闘
システムが段々と理解できてきたので楽しくなってきました。フィールドでアイテムを集めたりブレイドの成長に必要な要素をこなしたりしています。
戦闘は必殺技の連携によって大ダメージを与えられるようなのですが、まだ理解できておらず連携は未遂です。
画面に表示されるキャラクターが多いことも相まって何が起きているのか把握できない状態ですが、回数を重ねれば理解できると思っています。